第37回【パケ学】 ディスプレイ兼用箱特集

こんにちは!
「オモイ」を「カタチ」にするパッケージ会社、川田紙工です。
今回は輸送箱からディスプレイ箱に変わるパッケージを集めてみました。
5つのタイプを紹介していきます!
目次から気になるパッケージへ飛ぶことができるので、ぜひご利用ください。




目次

 





ミシンタイプ

特徴:・蓋部分が画像①の背面部分のようなPOPになります。
・ミシン目通りに切り取るとディスプレイになります(画像①)。
・ミシン目には種類が多数存在し、1mm(カット)×1mm(カットなし)が一般的です
。他にも、1×2、2×1、2×1.5などがあり内容物などによって使い分けています。(画像③)

内容物:飲料、サプリメント、玩具など

画像①

ミシン目に沿って切り取って、蓋を背面POPとして立てればディスプレイ箱の完成です!

画像②

切り取った不要部分です。

画像③

ミシン目は主にこの4種類がに使われ、このパッケージは1×1です。

▼展開図






トメタイプ

特徴:・ミシンタイプと同じく蓋部分がPOPになります(画像④)
・ミシンタイプとは違い「トメ」を使っています。
トメとは画像⑤の切られていない部分のこと指します。商品を型で抜く際に抜いたものがば
らばらになり。機械の中で傷ついたり折れたりする可能性があるので必要です。

・トメ数を小さく、少なくすると切り取りやすくなり、断面部分をきれいに見せることがで
きます。しかし、不良品につながってしまう可能性があるので必要です。

内容物:化粧品、バス製品、お菓子

画像④

不要な部分を切り取って、蓋をPOPとして立てればディスプレイ箱の完成です!

画像⑤

トメはこのような感じ。内容物や紙厚によっても数やトメの大きさは変わります。

▼展開図






2パーツタイプ

特徴:・蓋と身が合わさって箱になっています。
・2パーツは、穴と出っ張りを引っかけてとめています。(画像⑦)
・蓋を外して身をディスプレイ箱として使用します。
蓋部分は不要になりますが、余ったスペースに(画像⑧)ようなPOP部品を取り付け
ることができます。
・2つのパーツなのでコスト高になります。

内容物:健康食品、お茶パック、コーヒーパック

画像⑥

蓋部分を取り外し、POPを立てればディスプレイ箱の完成です!

画像⑦

2つのパーツを組み合わせて箱になっているが、蓋の〇部分を身の穴部分に引っ掛けることで固定される。

画像⑧

▼展開図






ジッパータイプ

特徴:・「ミシン」、「トメ」に比べて「ジッパー」の方が外しやすいです。
・主に使われているものは(画像
⑪)のような2mm(斜め)×7mm(横)です。(画像⑪)

内容物:ジュース、美容用品

画像⑨

切り取るとこのような感じのディスプレイ箱になります

画像⑩

ジッパーはこんな形状です

画像⑪

2(斜め)×7(横)のジッパーです。

▼展開図






組み立て式カードディスプレイ

特徴:・蓋部分が背面POPになります。
・前面部分を折り曲げることで底あげができます。
・サイズが小さくなり過ぎると貼り加工ができない場合があります。

内容物:カード、小さいチラシ、名刺

画像⑫

画像⑫の丸で囲ったパーツを底にはめ込むと画像⑬のような底あげパーツになります。

▼展開図






いかがでしたでしょうか。
今回は5種類のディスプレイ兼用箱についてご紹介しました。
内容物、紙質、紙厚、表面加工、使用場面によって採用するタイプは異なってきます。詳しく知りたい方はページ上部のWebお問い合わせフォームやお電話(06-6910-5751)から、ご連絡をお待ちしております。
また、パッケージ以外にも台紙、什器、各種印刷物などのお問い合わせを承っておりますので、検討の際にはお声がけください。
よろしくお願いいたします!

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