2025/05/19
ブログ
こんにちは!
「オモイ」を「カタチ」にするパッケージ会社、川田紙工です。
商品パッケージにはさまざまな素材がありますが、今回は弊社が取り扱っている「紙製パッケージ」に着目して話していきます。他の素材に比べて、紙ならではの魅力がたくさんあるのですが、3つに絞って説明していきます。
①環境に配慮した素材であること
紙の大きなメリットの一つは、再生可能な素材であるということです。新聞紙や段ボール、コピー用紙、パッケージなど、正しく分別・回収することで、新しい紙に生まれ変ります。ただし、すべての紙がリサイクルに適しているわけではありません。例えば、表面にフィルム加工が施された紙は、他の素材が結合しているため、分解しづらく、リサイクルする際に処理が難しくなることがあります。また、油分や食べかすなどが付着している汚れた紙も品質が低下してしまうため、リサイクルには適していない場合が多いです。
このようなリサイクルがある一方で、紙の原料となる木は、多くの場合、森林から伐採された木材です。しかし、その伐採が適切に管理されていないと、自然環境や生態系に悪影響を与えることがあります。そこで、FSC認証という制度が登場しました。この制度は、環境保護、社会的配慮、そして経済的持続可能性の観点から、森林の適切な管理を保証します。
私たちも、紙を扱う企業として、できることからコツコツと取り組んでいます。
リサイクルの観点から、弊社では、製造過程で発生する端材や余り紙をリサイクル業者に引き取っていただき、再生活動を行っています。
また、他の素材から置き換えられる部分がないかを検討し、オリジナル製品の商品化を進めています。
川田紙工で商品化したアイテムは、、、
・全面印刷可能な紙製ファイル
・社名やロゴを名入れできる紙クリップ
・名刺サイズで手軽に持ち運び可能な靴べら
この他にも様々なアイテムがあります。
②【見た目】+【手ざわり】で伝わるパッケージを作成できること
2つ目の魅力は見た目だけでなく、手に取ったときの感触も含めて訴求力が高いことです。
紙には、他の素材にはない独特の風合いや手ざわりがあります。
・少しザラっとした手触りで、製品から温かみを感じられるノーコート
紙やクラフト紙
・自然な繊維の模様があり、落ち着いた高級感を感じさせる和紙
・光の当たり具合できれいに輝くパール紙
こうした紙の質感が、パッケージの魅力を際立たせます。
川田紙工で行っていることとして、、、
・商品の雰囲気にあった紙選び
・紙素材の選定や加工方法に関するアドバイス
・環境に配慮した素材の提案
③軽量で扱いやすい
3つ目は、軽くて扱いやすいことです。これは、流通や実際の使用場面において、大きな
利点となります。見た目や保護性に加え、取り扱いやすさもパッケージ選びでは重要なポ
イントです。
川田紙工の設計の工夫
これらの魅力を最大限活かすために、以下のような設計を行っています
・商品や配送方法に応じた、最適なサイズ・形状設計
・輸送時の衝撃に配慮した、軽量かつ耐久性のある構造設計
・保管・運搬効率を高める、折りたたみ可能で組み立てやすい仕様
いかがだったでしょうか。
紙製パッケージは、環境への配慮だけでなく、見た目や手ざわり、使い勝手の面でも大き
な魅力があります。軽量で扱いやすく、輸送コストの安さや保管効率の良さもあります。
さらに素材やデザインに工夫を凝らすことで、商品の印象を大きく高めることができます。
弊社では、その魅力を最大限に引き出すための設計・ご提案を行っています。
もしご興味がございましたら。ページ上部のWebお問い合わせフォームや
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ケージを写真や動画で紹介しているので、ぜひご覧ください。