2021/01/06
パケ学
こんにちは!大阪でパッケージを作っている会社、川田紙工です!
今回のパケ学では箱と同様によく引き合いをいただく台紙をご紹介したいと思います。
紙以外の素材と合わせて使うことでパッケージの代わりにもなり、ゲスの役割も兼ねるスタンダードな台紙を5点ほどご紹介したいと思います!
“箱”ではなく“台紙”単体であればコストが安くなるというメリットがあります。
台紙は、箱に比べて商品の形状や大きさに合わせてカスタマイズができる幅が広いのが特徴です。
特徴:イヤリングやピアスを直接台紙につけて展示、販売ができます。
フック穴が付いているので台紙をフックにかけることもできます。
使用例:イヤリングやピアスなどのアクセサリーの台紙。
イヤリングのサイズ(長さ)によってつける場所を変えられるようになっています。
1種類で複数種類のイヤリングにも対応した台紙ができあがります。
フック穴を使用せずに台紙をスタンド代わりに使用したりすることもできます。
特徴:商品の底に敷いて使用する台紙です。透明なプラスチックのフィルムで商品を包装するときに商品がばらけることなく包装することができます。
使用例:ヨーグルトなどの乳製品、プリンなどのカップに入ったお菓子や食品の台紙。
台紙は赤の点線で折って使用します。
上の図面ではカップ状の入れ物を3個置いて包装できる形状です。
台紙のサイズを変更することで商品の数を変えた台紙にすることもできます。
ヨーグルトなどのカップに入った食品に使用される台紙でよく見られる形状です。
パッケージのように糊で貼ったりせず、折り曲げるだけで完成します。
特徴:商品の入った袋に台紙を貼りつけ、使用します。
袋は台紙をホッチキスなどで留めて店頭で展示、販売します。
以前ご紹介しました吊下げ什器に台紙のフックを引っ掛けることができます。
使用例:ネジやボルト、くぎ、アンカー・プラグなどの工業製品、生活雑貨品の台紙。
折り曲げたときに台紙の背面部分が前面より長いので、商品の説明や特徴などを入れることができる形状です。
両面印刷にして、袋で透ける部分に文字情報や商品の雰囲気を感じさせるデザインを入れることもできます。
折り曲げる位置を変更して前面部分と背面部分の長さを同じにすることもできます。
台紙は化粧箱のように立体的ではないので商品が自立しないので、商品を展示しやすいように多くはフックが
付いています。
そのため、吊下げ什器をセットとして使用することが多いです。
フック穴は商品に応じて様々な形状にできます
特徴:台紙に接着剤を付け、成型されたプラスチックフィルムのトレーを貼り付け、商品を展示販売できます。
台紙自体にフックが付いており、そこにプラスチックを貼りつけるのでフック部分の強度が上がります。(上の画像の場合)
使用例:歯ブラシや生活雑貨、文房具などの真空成型トレーを使用する製品の台紙。
特徴:台紙を組み立てて透明なケースに入れて使用します。仕切り特集でご紹介したゲスのような役割もあり、ゲス付き台紙と呼ばれています。
他にも額縁ありの組箱のような形状から額あり台紙とも呼ばれています。
額がある分、先ほどご紹介した4点の台紙より訴求力のある台紙となっております。
使用例:手芸用品、文具・文房具、生活雑貨などの商品の台紙。
商品が中で動かないように下の穴とaの切り込みで固定します。
aの部分を折り曲げることで印刷されていない白地部分が見えることはありません。
先ほどご紹介した4点よりも、商品を保護する強度はケースに入っている分高いです。
いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介した台紙は様々ある形状の中でもスタンダードな形状を5点、ご紹介いたしました。
商品を梱包するパッケージをお考えのお客様、コストのことが気になる方は台紙単体であればパッケージよりもコストがあまりかかりません。
ぜひ、一度ご検討ください。
この商品をこんな魅せ方、販売の仕方をしたい、などお客様の様々なご要望、お悩みをカタチにいたします。
また、商品を吊下げて販売するので吊下げ什器を提案して欲しいお客様には台紙と什器を一緒にご提案させていただきます。
お気軽にお問い合わせフォーム、またはお電話でご相談ください。
よろしくお願いいたします!