2021/06/28
ブログ
こんにちは!
「オモイ」を「カタチ」にするパッケージ会社 川田紙工です。
最近は夕方でもむしむしますね。
梅雨の時期は身体に水が溜まって不調を起こしやすいようなので、お気をつけください。
(お風呂に浸かったり、運動したりして汗をかくといいそうですよ~!)
入社してから3カ月が経とうとしています。
早いです…!
(はじめましての方はこちらで自己紹介をしているので、よければご覧ください♩ )
先日、社内研修で工場見学をしました!
川田紙工は製造部と、わたしが所属している営業部で構成されています。
普段、製造部のみなさんの様子を見ることはなく、会社説明会以来はじめてお仕事の様子を拝見しました。
みなさん…かっこよかったです!
機械と呼吸を合わせながらスピーディーに製造されている先輩や普段とは違って厳しい目で製品をチェックされている先輩など、みなさんの新たな一面を知ることができてよかったです。
本日はそんな工場見学でのことをお話ししたいと思います!
その前に…
川田紙工の製造部は、トムソン課、仕上げ課、サックマシン課の3つの部署があります。
トムソン課で紙を製品の形に切り抜き、仕上げ課で不要な部分を切り離し、サックマシン課で紙に折り目や糊をつけています。
見学では、まずトムソン課に行きました。
下の写真に写っているものはなんだと思いますか?
これは紙に折り目を入れるためのもの(面)だそうです。
面の上に紙を敷き、圧力をかけることで折り目がつきます。
面紙(白い部分)は紙を切って鉄板にボンドで貼っているのですが、トムソン課の方々は全員つくれるそうです。(すごい…)
機械だけでなく、人の手でつくったり、調整したりする工程があり、トムソン課の方々にしかできない技術を見ました。
次に、仕上げ課に行きました。
トムソン課で切ったものはクッキーで例えると、抜かれたクッキーと生地がまだくっついている状態のものなので、それを仕上げ課のみなさんが切り離します。
やり方はカナヅチで不要な部分をたたき、手でもぎ取る…!
真近で見させてもらったのですが、けっこうな迫力でした!
強引すぎると破れてしまうし、丁寧すぎると時間がかかってしまう。
製品に合った力加減とスピードが必要な作業なのだと伝わってきました。
仕上げ課には女性のオペレーターもいるので、その作業を自動化する機械やさらに一気に切り離す機械もあり、製品の大きさや厚さによって使い分けているそうです。
最後に、サックマシン課に行きました。
仕上げ課でできたものを製函機(サックマシン)に通して、折ったり貼ったりして製品を完成させます。
製函機はカメラで異常がないかをチェックしたり、糊が貼れていなかったら自動で止まったりしてくれます。
無事完成した製品をまとめて梱包する方がいるのですが、ものすごいスピードで異常がないかの最終チェックをされていました。
瞬時に見分ける目とスピードが必要なのだろうと震えました。
これまで、製造のお仕事にこんなにも人の目や手、体力、頭の力が必要だということを知りませんでした。
工場見学をしてから、日々みなさんへの感謝が増しています…(_ _)
川田紙工ではこのようにパッケージの設計から抜き貼りまで一貫して行っております。
創業から70年紡いできた協力会社さまとのつながりで印刷や加工など、どんなご希望にもご対応できます!
パッケージに関するお悩みやご相談がありましたら、ぜひお願いいたします。