2021/03/01
パケ学
こんにちは!大阪でパッケージを作っている会社、川田紙工です!
台紙特集は今回で3回目となります!
今回は立体的な商品を梱包するのに適した台紙を5つほどご紹介いたします。
台紙特集第1弾 >>>第9回 【パケ学】
台紙特集第2弾 >>>第10回 【パケ学】
特徴:商品の形状に沿って巻くだけでパッケージになる台紙です。
下の切り込みと差し込みで台紙を固定します。
使用例:円形のゼリーやプリン、ヨーグルトなどの1個包装なお菓子や食品の台紙。
前回の台紙特集でも巻き台紙をご紹介いたしましたが、今回の巻き台紙は商品の形に沿って巻くように梱包する巻き台紙です。
台紙を巻くだけでは商品がずれてしまうので商品(カップのフチ)を固定するための細長い穴が開いています。
下がその部分をアップにした画像です。
組み立てた台紙の下部分です。
特徴でご説明した差し込みと切り込みがあります。
特徴:組み立てると持ち手部分ができる巻き台紙です。
商品をそのまま持ち歩いてほしい、紙袋の代わりに使える台紙です。
使用例:お弁当や駅弁、お惣菜など食品やお菓子の台紙。
緑の矢印が指している部分が商品を巻くと持ち手になります。
商品を台紙に置き、折り目に沿って折り、両サイドの持ち手部分を重ねるだけで組みあがるのでとても簡単に使用できます。
特徴:パッケージのように商品を梱包できる台紙です。
下の箱状になっているところで商品を固定し、正面の窓部分から商品が見えるようになっています。
使用例:マニキュアなどの化粧品・コスメ、雑貨を梱包する台紙。
緑の斜線部分が組み立てると箱状になり商品を固定します。
水色の矢印部分の窓からは商品と組み立てた斜線部分のaが、台紙の正面から見えるので商品の説明などをデザインに入れることができます。
下の画像が窓から見えているaの部分です。
台紙は2か所の切り込みと差し込みで組みあがります。
置いて展示・販売するのにも向いていますが、丸穴があるので下の画像のように吊下げ什器に引っ掛けて展示・販売することもできます。
ディスペンサーとは…ものを適量だけ取り出せる入れ物・装置のこと。
特徴:筒状の商品を吊るして販売するのに向いています。パッケージとしてだけではなく、ディスペンサーとしても使用できます。
使用例:マスキングテープやロール状のシール・ラベルなどの文具・雑貨の台紙。
商品が台紙からずれないように3か所のストッパーで商品を固定します。
図面の黄緑の矢印が指している部分は筒状の商品の下部分がずれないように、また、ディスペンサーとして使用する際に前後にずれないようにするためのストッパーです。
下の画像が商品の下部分を固定するストッパーです。
上に向かって半円が起き上がっています。
ストッパーの周りの楕円上に筒状の商品を置き、安定させます。
下の画像が商品を通す部分です。
左右の折る方向によってディスペンサーとして使用する際、取り出しやすさが変わります。
台紙を実際に吊るすと下の画像のようになります。
特徴:組み立てると商品を支える部分が自動的に浮き上がります。
前後から商品が見えるので販売用だけではなく、キャンペーンや販促用に展示・配布するのにも適しています。
使用例:グラスやコップ、 マグカップやティーカップなどの台紙。
ピンクと緑の斜線部分で商品が割れないように支えます。
ピンクの斜線部分は組み立てると自動的に浮き上がりますが、黄緑の斜線部分は梱包時にグラス等に引っ掛ける必要があります。
上の画像が貼りあがり後の図面です。
上の画像が図面のピンクの斜線部分が浮き上がる前です。
下が浮き上がった後です。
紙が浮き上がったのがわかりますでしょうか。
この部分が商品を固定します。
いかがでしたでしょうか。
今回は立体的な商品を包む台紙を5つほどご紹介いたしました。
台紙にパッケージとしての役割の他にも持ち手を付けて持ち歩きやすくさせたり、購入後も使ってもらえる機能などを持たせることができます。
商品をどう魅せたいか、またはこんな機能を台紙にできないかなど、お客様の様々なご要望、お悩みをカタチにいたします。
パッケージや台紙、什器等お考えのお客様はぜひ、一度川田紙工にご相談ください。
パケ学掲載画像の形状で、価格が知りたいというお客様も、サイズによって価格が変わってきますのでまずはお気軽にお問い合わせフォーム、またはお電話でご相談ください。
よろしくお願いいたします!