2020/12/07
パケ学
こんにちは!大阪でパッケージを作っている会社、川田紙工です!
前回のパケ学では、販売スペースが小さくても商品の訴求力を上げたり、商品を吊下げて販売するための吊下げ什器(ハンガーディスプレイ)をご紹介いたしました。
今回は商品をより見栄えよく見せ、訴求力をあげる店頭什器(カウンター什器)をご紹介いたします!
特徴:ショップカードが取りやすいように底上げするための台座がついています。
使用例:洋服店やカフェなどの飲食店でのポイントカード、雑貨屋のショップカードや名刺スタンド。
背面POPを固定するための切り込みはなく、代わりに背面POPの折り線を折り、底上げパーツを組み立てると固定されます。
底上げパーツを中に折り込むと什器前面にくぼみができて(下の画像)、カードを取り出しやすくなります。
什器の底に切り込みが入っているおかげで什器を置くときにより安定的に置くことができます。
(第2回パケ学のキャラメル箱でも紹介しています。)
特徴:搬送用のパッケージとして、そして、スリーブ状になっている部分を外すと店頭什器になります。
また、スリーブ状の箱に切り取って使えるPOPがついていす。
背面POPだけではなくサイドにも折り曲げるだけで使えるPOPが付いています。
使用例:スーパーやディスカウントストア、コンビニ、ドラッグストアで販売する飲料系やお菓子などのパッケージ、店頭什器。
パーツaがスリーブ状になっている箱で、フタの役割を果たします。
このパーツに切り取って使用できるPOPが2つ付いています。
この部分にデザインを入れるとPOPのパターンを増やすことができ、店頭によってPOPをかえることができます。
このパッケージはサイドのパーツaの半円型の切り込みがパーツbの穴に引っ掛かることで固定されています。
上の画像のようにサイドの折り線で折り、上にずらすことでパーツaが外れます。
パーツaを外すとパーツbが出てきます。
背面POPは什器の奥にある切り込みに差し込み、サイドを折り曲げると三角形のPOPができます。
上の画像がパーツbを組み立ててできた店頭什器です。
※両面印刷する必要があります。
今回は使用していませんがパーツaについていたPOPと組み合わせてご使用いただけます。
店頭によってPOPを変えることができる什器です。
特徴:幅のある仕切りが付いています。小スペースでも置ける小型の店頭什器です。
使用例:化粧品(コスメ用品)、雑貨の店頭什器
サイドの波状の形状(a)にすることで小さくても存在感のでる什器になります。
この什器は本体と背面パーツに分かれています。
背面パーツの切り込みに本体側にある差し込みをさして固定させます。(上の図面の黄色の矢印)
本体に付属している仕切り(横の仕切り)は穴に差し込みを差し、固定します。
別パーツになっている縦の仕切りは横の仕切りの切り込みに合わせてはめ込み、本体に空いている穴に差し込みを差し、固定します。
正面の部分も差し込みで固定します。
両面テープはほとんど使わずに組み立てられる形状です。
特徴:背面と前面にPOPがあり、また、リーフレットを什器のサイドに入れるパーツがあります。
背面POPは強度を上げるために、段ボールを貼り合わせています。
使用例:生活雑貨店やディスカウントストア、ドラッグストアで販売する化粧品(コスメ)の店頭什器。
什器の本体は組箱の形状になっています。
本体の前面と背面にPOPを差し込む切り込みがあります。
前面POPは什器の底にも2か所の切り込みがあり、前面POPの差し込みをその切り込みに差し固定します。
リーフレットを入れるパーツは形状をかえればPOPとして使うこともできます。
下の画像はイメージです。
青い斜線部分が販促面です。
什器の裏面です。
背面POPに段ボールを貼り合わせています。
段ボールの厚みにも様々あり、今回使用しているのは約1ミリの厚さの段ボールです。
段ボールを貼り合わせることで紙が反りません。
POPの強度UPにも繋がります。
POPを多くつけることができるので商品をよりアピールするのにおすすめの什器です。
特徴:コップやグラスなどを穴に商品をはめ込んで展示できる什器です。
アルファベットのPOPは差し替えができるので、店頭でコップやグラスのプレゼントキャンペーンやプロモーションなどで商品がなくなったときの目印にPOPを外すことができます。
使用例:コンビニやスーパーなどのキャンペーン、プロモーション用のコップやグラスなどの商品を展示する什器。
この什器の背面パーツは穴の開いたパーツ2つの裏に両面テープで貼り付けて組み立てます。
アルファベットのPOPは上の図面のように中央で折り、切り込みに差して使います。
什器の穴にコップを差し込み、固定させます。
POPの裏にも別のデザインを入れることでPOPを上の画像のように差し替えると別のメッセージを伝えることができます。
プレゼント企画、キャンペーンだけではなく、コップやグラスを展示、販売する際にもお使いいただけます。
特徴:階段状になっているので、奥にある商品も見えやすく、取りやすい什器になっています。
このような段差のある什器をひな壇什器といいます。
使用例:生活雑貨店で販売するポストカードやはがき、ご祝儀袋、ぽち袋などの文房具、文具の什器。
什器のサイズが大きいので本体が2分割されています。
縦の仕切りは切り込みの付いたパーツの後ろから差し込みます。
商品が落ちないように、切り込みのあるパーツを折るとストッパーが起き上がります。
商品の種類が多いとき、商品1つ1つを見てもらうことができる什器です。
いかがでしたでしょうか。
今回は店頭什器を6点、ご紹介いたしました。
什器と一緒にリーフレットやパンフレットを置きたい、香り見本を付けたい、もっとPRするための仕掛けを什器にしたいなどお客様の様々なご要望、お悩みをカタチにいたします。
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