ハマブログ⑤:部屋の温度36度…この家…なんか変

こんにちは、ハマダです。

梅雨どこ行ったってくらい毎日天気良いですね、珍しく七夕の日も晴れてましたし。
7月中頃まで扇風機で乗り切ろうかと考えていたのですが、夕方から夜にかけての暑さに耐えられなくてエアコン付けました。

寝るときはエアコンつけっぱなしだと寒いので、氷枕を買いました。
14時間冷たさキープの物なので朝まで快眠です。





今回から「チキチキ☆川田紙工ってなにができるの?全部見せちゃえ製造部!」を始めます。
トムソン課 → 仕上げ課 → サックマシン課でパッケージができる工程順に各課の紹介をしていきます。

今回は「紙から箱の形状を抜く」トムソン課です。










おっきな機械ですねぇ~。

弊社にはAⅠ BF1270-1(940×1270㎜)、AⅡ BF1270-2(940×1270㎜)、JF1030(650×950mm)、JF660(480×660㎜)の4機があり、
対応できるサイズの最大はA倍(940×1270㎜)で、最小はJF660(480×660㎜)です。

A倍機はもう中々見かけないのではないでしょうか。



ここで「木型」についてご説明します。
トムソンは「木型」という商品の展開図を刃で木の板に打ち込んだものを使い、それを上から紙に押すことでパッケージができます。

木型は営業部やお客様からいただいたデータを基に、木型屋さんに木型を作ってもらいます。







実は実家の近くに木型屋さんを発見しました。数年住んでいたのに全く気が付かなかったです。




道具の次は準備です。
トムソンで大事な準備のひとつに「面切り」という工程があります。

木型はお見せできないのですが、道具とカッターを使って木型に沿って刃を入れています。





木型はトムソン機に付け、紙を挟んでパッケージの形にくり抜きます。
面切ではそこで切れてほしくない・折れ曲がってほしい箇所に「折罫」を入れることで
切れ・折りを調整しています。



弊社では面切りを手作業で行っており、社員の中にはカッターを両手で使える方もいます。長く携わっているからできる技ですね。

準備ができたらいよいよ紙を抜いていき、これらの工程を経てパッケージの形になります。
そして次の工程の仕上げ課へと移っていきます。

ここまでがトムソン課の仕事になります。



せっかくなのでトムソン課の方に質問をしてみました。






「トムソン課 Fさん」

Q 主にどういった商品(サイズや化粧品など高級感のあるもの等)を担当していますか。
A ベビーからA倍まで箱や什器、単紙から合紙などいろいろです。

Q 面切りの時に意識していることはなんですか。
A 製品としての使いやすさ。次工程以降の作業のしやすさ。

Q 紙を抜いている時何を考えていますか。
A 見当不良、切れ不良などの不良がないか、次工程がやりやすいように紙が揃う
ように工夫できないか等。


「トムソン課 Oさん」

Q 主にどういった商品(サイズや化粧品など高級感のあるもの等)を担当していますか。
A 主に650×950mm以上の紙のサイズのものを担当しています。箱物はもちろんですが、大きなPOP等の商品を扱う事もあります。

Q 得意な作業工程はなんですか。
A 面切です。集中して作業しているので、時間が経つのが早いです。

Q 紙を抜いている時何を考えていますか。
A 何かいつものと異なるような違和感がないかなど、目や耳を使って不良がでないように注意しています。


今年4月の記事
ハマブログ①:桜餅の葉は食べるのが正解か否かに登場した新卒の永柳君にも質問しました。


Q 初めてトムソンに触れてみて思ったこと。
A 面切りやウラバリなど、思ったより手作業が多いと思いました。


Q 慣れてきた事はありますか。
A 入社したての時より紙積みが上手くなったと思いますが、ハイデルで小さい紙ばかり積んでいると、たまに大きい紙を持った時に腰を痛めそうになります。


Q 紙を抜いている時何を考えていますか。
A 次の仕上げ課が作業しやすいように、抜いた紙を綺麗に積むよう意識しています。


ご回答ありがとうございました。
長年作業をしている方から新しく覚え始めた方の意見を聞くことができました。

弊社は谷町四丁目駅から約5分の場所にあります。
なにかお手伝いできることがあるかもしれませんので、気になった方は覗いてみてください。


以上製造の始めの工程、トムソン課でした。
次回は「紙をむしるぜ!仕上げ課!」をご紹介します。



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